巳年は、植物に種子ができ始める時期とされ、新しいことが始まる年になると言われていますが…
「財布に蛇の抜け殻を入れて金運UP↗」など縁起が良いとされる一方、苦手意識を持つ人も少なくないですよね。
どうやら人に限らず、大概の哺乳類は本能的にヘビを怖がるそうです。
かつて、日本列島最強の哺乳類と言われたヒグマさえ、ベルトのように紐状のものを投げると、ヘビと間違えて退散することがあるとか。

私は爬虫類好きなので、ヘビもかわいく感じるのですが…
年賀状用にと、ヘビにまつわる故事やことわざを調べた時は、なかなか良い意味の言葉を見つけられず苦労しました。
今も昔も、ヘビが苦手な人が多いのだろうな…と思います。
それにしても、時に「神の使い」として崇められたかと思えば、時に「悪の象徴」として嫌わたり、ヘビの印象、大忙し。
でも、こんな風に見る人の角度や価値観によって、印象が変わるのは、ヘビに限ったことではありません。

例えば自己評価。
人は、自分の将来について「肯定的な錯覚をしている人」と「否定的な錯覚をしている人」に分かれるそうです。
否定的な錯覚をする人は、「どうせ、無理」「そんなことできない」とすぐ諦めることで、自分を守ろうとします。
その結果、努力を怠ってしまい負のループに。
肯定的な錯覚をする人は、「こういう時こそチャンスかも」「自分ならできるかも」という前向きな「かも」によって、運とツキを引き寄せていく。
起きていることは同じなのに、その捉え方によって、自己評価だけでなく、その後の流れも変わってしまう…
脳は意外と単純で「自分はできる!」と思い込ませることで、前向きに行動できるようになるそうです。
そんなに騙されやすくて大丈夫?と脳を心配する気持ちもありつつ(笑)
「自分はできる!」と繰り返し言葉にすることで、脳がつられて前向きになるらしいので…
2025年は前向きに、脳を騙してみたいと思います!
新年の抱負というより、実験的発言!?
余談ですが、仕事スイッチが入っていない時の私は否定的錯覚タイプです(;^_^A
まずは、今日より明日がいい日になるといいな~くらいの気持ちで少しずつ、前向きな言葉を重ねていけたらなと。
新年が皆様にとって、健やかなより良い一年となりますよう、心よりご祈念申し上げます。
